絵文字は日本のポケベル文化から世界の文字コードへ

絵文字を送るとき
文字 Unicodeの符号位置
表示 OS・アプリの絵柄
組合せ 複数文字で一つの人物などを表現

小さな画面で感情と情報を伝える

日本のポケットベルや携帯電話では、限られた文字数と小さな画面で気持ちや天気、乗り物を伝える記号が発達しました。1999年にNTTドコモのiモード向けに作られた176種は、初期の代表的な絵文字セットとして知られます。

ただし絵文字の起源を一人、一社だけにまとめることはできません。端末内蔵記号、顔文字、漫画表現、複数事業者のセットが重なって現在の文化になりました。

互換性の問題がUnicode化を進めた

通信事業者ごとに符号と絵柄が違うと、別会社の端末で文字化けしたり、違う記号になったりします。Unicodeへ共通の文字として登録することで、同じ意味の符号を世界の端末で交換できるようになりました。

Unicodeが決めるのは主に文字の同一性です。Apple、Googleなどが描く画像はそれぞれ異なり、表情や物の見え方が少し変わります。

一つに見えて、複数の文字でできた絵文字

肌の色、性別、職業、家族などは、基本絵文字と修飾子、ゼロ幅接合子を組み合わせて一つの絵として表示する場合があります。文字数制限や検索では、見た目の一文字と内部の符号数が一致しません。

参考資料